こだわり食材

生みそ「やさかみそ」のおいしさを主婦がご紹介します!

皆さん こんにちは!味噌汁を毎日飲んでいる管理人のコトです!

島根県のやさか共同農場でつくられている生みその「やさかみそ」についてご紹介したいと思います!

私は和食中心の食生活なので、味噌汁が欠かせません。

味噌には豊富な栄養素が含まれていると言われていますね!

日本を代表する醗酵食品の一つです。

味噌には地域色も出ますが、いろいろな味噌を使ってみても、私は結局この「やさかみそ」に落ち着いてしまいます。

自然なバランスのとれたおいしさを感じる「やさかみそ」。
生みその魅力
を解明していきます!


酵母が生きている生みそ

美味しさのヒントは味噌のパッケージに印刷されていました!

【 やさかみその原料 】

国産の有機の大豆と米を使用し、良質の米こうじで仕込みます。

食塩…ミネラルを豊富に含んだより自然に近い塩を使用。この塩で味噌を仕込むと真冬のマイナス10度の気温の中でもブクブクと音を立てながら熟成していきます。

…味噌の約50%は水分です。この仕込み水は裏山につらなる弥畝(やうね)山系がろ過した自然の地下水です。味噌に重石を乗せるのは、浸透圧でこの水が自由に動く環境をつくるため。水が米こうじと大豆と塩をがっぷりとつないで熟成させていきます。

仕込んだ味噌は成長して背が高くなっていきます。樽が小さいと重石が持ち上がって転げ落ちるほどです。これが熟成です。

最低でも甘口で9カ月、中辛口で15カ月はかかります。

秋になるとスーッと音をたて、縮んでいき、元の背丈に戻ります。食欲をそそるなつかしい香りが一面に漂ってきます。

以上が味噌が入っているパッケージに記載されている内容のまとめになりますが、味噌が自然の発酵に任せてゆっくりと熟成し、生きている様子が伝わりますね!

私が使っている甘口味噌の塩分は約9%です。中辛口だと塩分は約12%です。

アルコールを添加して無理に発酵をとめないので、味噌は生きたまま家に届きます。

呼吸を続けて生きています。袋が膨張することがあるので、保存は冷蔵庫の中になります。

弥栄村の自然環境

味噌の製造には弥栄村の自然環境が大きく影響しているようですね。

そしてやさか共同農場の思いを知ると、なぜこの味噌に魅かれるのかも分かる気がしました。

私達は、かれこれ50年前、すでに過疎が進んでいたこの弥栄町(旧弥栄村)に、先代の佐藤隆含む県外出身者ばかり数人で入村しました。共に時間や考えを共有し人と人がお互いを分かりあい受け入れる共同体を作ろうと集った仲間達です。
何もない原野を借り、木を伐採し土を耕して簡易なプレハブを建て、生きるための最低限のものだけの生活から始まりました。地域の人に野菜の育て方を教えてもらい、冬は出稼ぎに行ったりもしました。
そうして試行錯誤の結果、年間通じて気温の低い弥栄に合う味噌作りを始め、現在の「やさかみそ」が誕生したのです。

それから、世の中は変わり農場にも変化が訪れて平成26年4月に先代から農場を引き継がせていただくことになりました。
その間も私達はずっと作り続けました。今も私達は弥栄の土や水にこだわって、美味しくて身体にも良い、安心できる食の輪ができるようにと食べ物を作っています。

これからの時代は不安と困難に覆われた世界が待っているかもしれませんが、人の足るを忘れずに、私達が作った食べ物が誰かの幸せになって、その輪が広がっていく流れを皆さんと一緒に作って行くために、これからも毎日頑張ります。

(有)やさか共同農場 代表取締役  佐藤 大輔

 

*やさか共同農場のホームページより


やさか農場の有機食品は、規格ありきではなく、本当の美味しさや安心・安全な食の提供を目指し「自然を最大限に活かす農業」を追求した結果
だそうです。

そのため弥栄村で一番美味しい食べ物が野菜と味噌だったということです。

味噌を通して弥栄村と繋がれることに喜びを感じ、毎日の味噌汁がさらに美味しく感じられました!


自家製手作り味噌について

ところで皆さんは味噌を手作りしますか?

私は毎年ではありませんが、時々チャレンジしています。

実は材料だけをそろえて、作る時期を逃してしまった年もありました。

そのときは、用意したこうじは手作り甘酒や手作り塩こうじに変身し、大豆は煮ものなどに使って無駄なく頂きました。

また、漬けてもカビを発生させてしまい、管理できなくなった年もあります。

買う方が簡単で味も確かですが、時間と労力を使うので成功したときの美味しさはまた格別です!

味噌作りに適しているのは冬の寒い時期その後の季節の変化が味噌の発酵にちょうど良いからです。

漬けて10カ月ほど経った秋ごろから食べられます。

少し早めにフタの中をのぞいてみると、場合によっては味噌から味噌だまりと言って、醤油のような液体が出ていることがありますが、また混ぜ込めば大丈夫です。

手作り味噌のイメージが伝わるような内容を以下にご紹介しますね!

味噌作りの手順

材料は大豆・こうじ・塩の3点を用意する。

  • 出来上がり量や甘口、中辛口によりそれぞれの分量が異なる。
  • できれば有機栽培の大豆。
  • 大粒で水をよく吸い、煮たときに食べても美味しいものを使う。

 

味噌作りは2日間のスケジュールで

前日作業 大豆を良く洗う。大豆の3倍量の水に18時間以上漬ける。味噌を漬ける容器を準備。
当日作業 大豆を耳たぶほどのやわらかさに煮て潰す。(袋に入れてビンなどで。またはミンサーなどを使う)*手作業の場合は一番時間がかかるところ。
潰した大豆を人肌にさましたら、塩と麹をあらかじめ均等に混ぜておいたものを大豆に混ぜ込む。*硬くなり混ぜにくくなった場合は大豆の煮汁を少し足す。
容器(樽、琺瑯、プラスチック、ビニール袋など)に空気が入らないように入れて保管。*容器の淵や内側に付いた味噌は拭き取っておくとカビ予防になる。
表面が空気に触れないようにラップでフタをして重石を乗せる。
*重石がなければビニール袋にいれた塩でも良い。
さらにほこりが入らないようにフタをして暗いところで常温保存。
*漬けた日付が分かるようにしておく。

この流れがイメージできて作れそう!と思えたら、2日目は半日ほど時間が取れるときに予定を立ててくださいね。

一度作ってみると手作り品は愛着もわき、さらに美味しく感じられますよ!

管理人コトの感想とまとめ

「生きているみそ」の「やさかみそ」をご紹介しました。

(有)やさか共同農場は島根県の山あいの町、弥栄町にあり、土や水にこだわって味噌をはじめとする野菜などの有機食品を作っています。

豊かな自然の恵みを届けたい!という思いが、商品のパッケージにもしっかりと印刷されています!

やさかみそは、中国山地のド真中澄んだ空気と雪に恵まれた弥栄村でじっくりと熟成させ、産まれたものです。
原料の大豆、米を生産する土と奥山の清水を大切にし、自然界に生存している微生物と人の手から手に受け継がれた醸造法を守っています。
酵母が生きている生みそですから、冷蔵庫で保管してご使用ください。

『弥栄村では、昔から人と食べ物と自然環境がお互いに共存しながら生きています。なつかしいみその味と香りから、こんな村の暮らしぶりもお伝えしたいと思っています。』
やさか仙人

ぜひ実物を手に取って読んでいただきたいですね!

日本を代表する醗酵食品の味噌

味噌を毎日の生活に取り入れて、健康や美容にも役立てましょう!

味噌には多くの効能があることが分かっています。

  • 味噌に含まれるビタミンEやイソフラボンの抗酸化作用が老化を防ぐ
  • 食物繊維は腸内を掃除
  • コリンという成分は肝機能を高める
  • サポニンはコレステロールを抑制
  • リノール酸はメラニンの生成を抑制

など、他にも効果を上げればきりがないほどです。

それらを効果的にとるには味噌汁が一番のようです。

とくに「やさかみそ」は「生きているみそ」ですから、作るときにもグラグラと沸騰させないように注意しましょう!

他の味噌も50度以上に加熱すると味噌の栄養素が壊れてしまいます。

私は味噌を入れる直前に1カップほどの水を足して、いったん温度を下げてから味噌を溶いていますよ。

「やさかみそ」は、素材や作る過程も安心できる理想の生みそ。

ぜひ、発酵食品の味噌を毎日の生活に取り入れてみてくださいね!

 

最後までお読みいただきありがとうございました♪